東スポ史観で読む松井さん結婚

いま考えると、昨年オフにはAV卒業宣言をブチあげ、今年に入ってからも下ネタ王の後継者として中田翔を指名した上で、所持していたスケベ椅子の処分を示唆するなど明らかに兆候はあったのだ。いち東スポ読者として祝福したい。

さて今後気になるのは、AVオープンの審査員をこれからも引き受け続けるのかという点だ。
セルビデオ日本一を選定する「AVオープン」に、特別審査員として参加している。一昨年の第1回では左手首骨折のため辞退、(この故障の原因についてヤンキースタジアムのロッカーに記者から貰ったAVを置き忘れたために野球の神様が怒ったため、と後に本人は語っている)しファンをガッカリさせた。昨年はエントリー全作品に目を通した上で特別賞なしという厳しい評価を下し、大会スポンサーであるソフト・オン・デマンドの作品にも苦言を呈した。ストーリー性を重視するその評論には定評がある。
AV卒業宣言をした上で身を固めた彼が今後も審査員を続けることは考え辛い。しかし「あの男」の説得があれば、松井審査員続投も充分にあり得るだろう。


「あの男」とはリリー・フランキー。大ヒット小説「東京タワー」の著者として有名だが、AVオープンの名誉総裁も務めている。その審査の際に松井とも対談し、お互いリスペクトしあう間柄となっている。昨年、プレーオフを目指していた9月にはリリーをアメリカへ招いて応援(と下半身を直撃する最高の AVの持参)を要請した経緯もある。リリーが続投を要請すれば、卒業を宣言していたとしても元来大好きなAV界のために翻意する可能性も十分にあるだろう。

果たして松井は今年もAVオープンの審査員を務めて股間の「東京タワー」を屹立させるのか、今後の動きに要注目である。