西武の暗い闇・若手有望株突然解雇の裏にあった2つの盗難事件

そんな東スポの野球面に気になる記事が。

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日本シリーズ直後、戦力外選手とは別にひっそり自由契約になったX選手。過去に甲子園を沸かした有望株で、年齢もまだ20代前半のX選手だったが、時期的にも世間でも全く注目されていなかった。
突然の解雇理由は明らかにされていないが、関係者の話を総合すると「今年の夏、合宿所の選手ロッカーで同僚の財布から金を抜き取っている現場を他の選手に取り押さえられた」ことがあるらしい。”現行犯逮捕”でコレが影響したのかと思いきや、事はそう単純ではないらしい。

その数週間前に西武の合宿所内で別の盗難事件が発生しており、選手らから集めた罰金の40万円がロッカー内の金庫から紛失したというのだ。
そこで当時二軍にいたメンバーが集められ、チームの統括敵立場にある人物(どの役職かは記事中では明らかにされていない)が「犯人は必ずこの中にいる!」と詰問を始めたらしい。さらに彼の人脈を使い地元警察の鑑識を呼んで指紋の検出までさせたとか。
結局指紋が誰のモノかは分からず、事件がウヤムヤになっていた。疑われた選手たちは「ロッカーには入れるのは選手だけではないのに、なぜ選手だけが疑われるのか!」と不満を漏らしていたらしい。そこにX選手の自由契約
選手達の解釈では「弱みにつけ込まれたXが、40万円の濡れ衣も着せられて闇に葬られた」ということになっているらしい。
最後に記事は「日本一・西武。その闇は深い」…としめられている。

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きな臭い話ですな。挙げられている条件に該当する選手…ネットで探せばすぐ分かりますし、名を隠すのは無駄でしょう。X選手とは高卒3年目の竹内和也投手だと思われます。今年は春日内野手も若くして引退していますが、記事には「高校時代は甲子園を沸かした」とあり、春日選手は甲子園に出場していないので彼ではないと思われます。
ニュースソースもいい加減ですし、どこまでが本当なのかさっぱりワカラナイ記事ではありますが、こうやって活字になってしまった以上は噂に戸は立てられないでしょう。

管理人としてはこの「事件」についてのコメントは差し控えます。現段階では信憑性に乏しいため、この記事だけの偏った認識で結論づけてしまうことを避けたいからです。
ただし、こういった話が記事となって表に出てきてしまうこと自体、西武ライオンズという組織の統制力が弱まりたがが外れてきていることの証左であるという点、またこうやって表にでている以上はどういった記事が載ったかという事実を残す必要性があるという点を重視し、本欄に掲載しました。

また球団自体と心ならずもチームを離れた竹内投手の名誉のためにも、西武球団はこの記事に対して何らかのアクションをとるべきだと思いますが、それすらできないようならコクドはとっとと球団を手放すべきです。まぁ球団譲渡が八方ふさがりの状況にあるのも分かるのですが、やる気力と体力のない企業には野球界のためにも退場してもらったほうがいいでしょう。