えろげ日記。

「すいすいSWEET」(Tactics)ほぼ終わり。
一昨年のゲームを今更やっていた訳だが、特に可も無く不可も無く‥いや不可は多いな。お手軽さと馬車道な服に惹かれてやってただけなので。しかもあの服でのシーン一つしかないし、しかも弱いし。
Tacticsは「鈴がうたう日」「夕焼け」あたりまで引きずっていた「ONE」の幻影を、このソフトあたりから振り払った感あり。良くも悪くも。Tacticsがこの路線ってことはNEXTON系ブランドはもう大物は出さないんだろうな。

「GonnaBe??」(Groover)や「HelloWorld」(Nitro+)をやりたいんですが、大作って分かってるので時間的に躊躇しちゃう。

そこで「Kiss×200」(Winters)をやり始めたり。

このゲーム、主人公のデフォルト名が無く、必ず名前を入力しなければならない。自分の名前を入れると多分発狂するので、とりあえず「栗山秀樹」と入力。
 理由:主人公が学校の先生だから。
すると開始直後から栗山先生ご乱心、出席代わりに女子生徒全員にキスの嵐を浴びせ始める荒業をみせると、ついには3人目の生徒の手の中で発射する始末。さすが栗山先生、偽善者と感心。(←大間違い)

しかしこのゲーム、やり始めるときは舐めてましたけど、マッド系としてかなりオススメです。何せ冒頭から上記のシーンですからね。
内容は主人公によって「キス」が初めてもたらされた離村を舞台に、狂気の中で神経が崩壊していく主人公の教師がやがて愛に目覚め回復していく様を、お手軽かつアホらしく描いた電波系ヒーリングソフトです(最後の方違う)。
シナリオは電波飛びまくり、日常シーンではキスをひたすら追求しながら、ジェットコースタームービーのように勢いだけで暴走気味に展開していき、そして唐突に終わります。キスシーンがエロシーンを食っちゃって、エロシーンがつまらない辺りもこのゲームの大きな特徴。とにかくキスシーンの多さとそのエロさは特筆です。
声優さんは上手いとはいえないけど、エロいです。音楽もかなりMAD。

大作と泣きゲーが跋扈する現在のえろげ界の流れからは大きく外れた作品ですが、プロレス風に言えばインディーズの面白さを味わわせて貰えます。店頭で凄く安けりゃ即買いの方向で。