都市対抗でタイブレーク方式採用だそうです。

試合時間短縮のためとのことですが、昨年から木製バットになり、試合時間自体は確実に短くなっているはずです。その昨年でも入場にえらく待たされる。私の経験では第4試合が18時プレーボールの予定が21時近くになり、早よ前の試合終わらんかい!と思ったこともありました。

試合時間は短くなっているのに大会に要する時間が一向に変わらない怪ですが理由は明快。応援団の入れ替えです。都市対抗は多くて1日4試合、関東のチームが出場する日などは1万人以上の応援団が大挙して訪れるため、入れ替えのため試合時間の開始がどんどん遅れてしまいます。
昨年私が待たされた第4試合も、直前の試合は川鉄千葉(現・JFE東日本)戦。生産ラインを止めてでも野球の応援に来る、という噂もあるほど応援に気合いの入ったこのチームのカードは、毎年一番客が入る試合なのです。実際昨年も20000人と、決勝戦以上の観客が入っています。
しかも東京ドームは構造上、観客が退場しづらいのです。一人ずつ回転扉に入っていく方式ですから…いっそのこと屋外球場でやればいいのに…とも思いますが、出場してきたチーム企業は応援動員の都合などで雨天順延は避けたいし、ドームを出ることは出来ないでしょうし…。あちらを立てればこちらが立たず。難しい問題です。

ということで、今回の決定で試合自体は短くなることもあるかと思われますが、試合開始時間がどんどん遅くなっていくのは今後も避けられないでしょうね。第4試合終了が23時に…なんてこともあるかも。